space×drama2016の感想を様々な視点で載せていきます 。300文字以上の感想を各劇団が書いていきます。皆様もコメント欄に是非お書き下さい!


by spacedrama
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がっかりアバター「あくまのとなり」を観劇

劇団員の方々が、がっかりアバターという劇団が作ろうとする物への共通認識みたいなものがしっかりしていて、その方々が舞台に立つことで、作品の完成度や、色というものを引き立て引き上げ確固たるものにしているなと感じました。

これは劇団として理想的な姿のように思います。素晴らしい。なので出演者の中でも特に劇団員の人たちが魅力的に見えました。


笑いのシーンはよく笑いました。丁寧な前フリと王道な笑いのパターン。面白かった。しかし、私が笑って、笑い終わって、舞台観たら、まだその笑いのシーンは続いているということが良くあったように思います。その笑い終わっている一瞬の間で、見る側のリズムが少し崩れてしまいました。


しかしあの冒頭と後半の舞台セットの切り替わりとかは、心の中で完全に「Yheaaー!!」っていいました。
格好良かった。全体を通してセンスが良かった。


同世代の人達があそこまでの完成度を見せてくれたことで、観た後はまた演劇を少し好きになっていました。

これからも公演があれば是非観に行きたい。今後の期待としてはもっといろんな面のがっかりアバターを見たいと思いました。

匿名劇壇も負けずに頑張りたい。
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by spacedrama | 2014-05-30 18:11 | s×d2014 | Comments(0)
斬撃☆ニトロ感想

大喜利のシーンが長すぎるということと、かのうとおっさんのシーンが笑えたということが大きな印象です。大喜利のシーンに関してはとても厳しい時間だと思いました。新撰組に面白いネーミングをする、というお題は、基本的には相当ハードです。(例えば、「新撰組にスポンサーがついてネーミングが変わりました。さて~」というお題なら可能性はあります。)ので、まあウケないということは前提としてあるんですが、ウケないところからのタライ落としに関しても、ちょっと厳しいものがありました。まずタライとの距離が短いです。笑える距離はもう少し高いと思います。実際の時間はわからないですが、体感的には30分くらいありました。とても長いと思います。
全体を通して、緊張と緩和で言えば、ほぼ緩和しかないと感じました。緩和どころか、弛緩しきっていると感じました。例えば殺陣シーンなどに関しては、身体的には決まっているのかもしれませんが、物語的な緊張感がないまま殺陣に入るので、結局は音楽PVのような楽しみ方しかできないと思いました。

かのうとおっさんの出演シーンはとても面白かったですが、あれはネタであって、物語とは全く関係ありません。ので、どれだけ面白くてもその面白さはその時間しか有効になりません。全体性を伴いません。

俳優があちこちでお芝居を続けており、それが全体性を損ねていると感じました。ある俳優がある俳優と絡み、そのお芝居の延長が別のお芝居が始まっている最中も続けている、という状態が多々ありました。それは、俳優としては気持ちいいものでしょうし、ファン的な目線で言えばそういった小ネタは楽しめると思います。
が、あくまでお芝居とは全体性が重要なので、個を殺す必要がある部分も大いにあると思います。

匿名劇壇 福谷圭祐
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by spacedrama | 2014-05-30 13:48 | s×d2014 | Comments(0)
がっかりアバター感想

面白かったです。
脚本、演出、演技、全面的に○だと思いました。脚本はちょっとあれか。
動物が現実世界に侵食してくるあたりで、ちょっと地盤が揺らぎ過ぎて見方が難しくなると思いました。基本的に動物たちはこの世に存在しない生き物なので、彼らは幻覚とか夢とかそういうものになると思うんですけど、それが舞台上にいて大丈夫な理屈の作り方はうまいと思いました。レイプ寸前の精神状態や、クスリとか、「そういうものが実際的に見えてしまっている」というシチュエーション作りはうまくいってると思いました。
が、それが現実に影響を与えるんですけど、与え方として、事実として「ライオンに父親が食われる」というのは、幻覚の域を超えてますよね。ここが演劇の一歩踏み出しというか、創作の真骨頂なんですけど、そこの説得力がたぶん、今回はまだちょっと甘いかもなという印象を受けました。「牛を食べる」シーンは、とても説得力がありました。牛が実際的に存在しようがしまいが、そんなの関係ねえという勢いがありました。
たぶん、次は演出力で全部うまくいくと思います。
マイクを使ったモノローグ演出はとても良かったです。自分の気持ちをモノローグとして、過去形の文体を現在進行形の口調で話すのはとても効果的だと思いました。真似したいと思ったので、オープニングのクソみたいな段ボール美術が天空に消えるやつと、マイク演出はいつか真似しようと思います。ちゃんとマルシーは付けます。

今後の期待も何もないです。やっぱり才能っていうのは間違いなくあって、がっかりアバターには才能のある人間が沢山いると思ったので、才能もないくせにうだうだやってるやつらを一掃してくれると思います。期待ではなく、未来予知です。

匿名劇壇 福谷圭祐
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by spacedrama | 2014-05-30 13:48 | s×d2014 | Comments(0)
5月23日
斬劇ニトロさん、観劇して参りました。

笑いの趣味が違ったので終始真顔でみてしまいましたが、クライマックスは胸に込み上げるものがあり目頭が熱くなりました。面識のないわしがこうも揺さぶられるのだから、もしわしがこの方たちのおばあちゃんだったら号泣してしまっただろうなと思い、斬劇ニトロさんのおばあちゃんだったらよかったのに、なんで斬劇ニトロさんのおばあちゃんじゃないのだろうと思いました。
あと雪降らしが懸命に紙吹雪を降らしているのを見て、感動しました。スタッフさんがユサユサしているのだろうな。アァ、、団結ゥウ、、、みたいな。

唯一葛原の笑いのツボを攻撃したのが、安室奈美恵&スパーモンキーズでした。とても素晴らしい回答だった思います。しかし、あれを三回も言わせてしまうところにわしが笑えなかった原因が詰まっているのかなと思います。なんだかお笑い芸人を目指したての人5,6人を集めてトークさせてみましたみたいな雰囲気でシーンがすすむので辟易辟易。その分パフォーマンスにおいて魅せられました。

信念もなく真っ直ぐ走れないでいる少女と、信念を持ってひたすら前へ走り続ける新選組、この対比と、全員が観客にむかって走るシーンのイメージが重なって、おもしろかったです。
主人公の自己成長、新選組の登場人物たちの葛藤が客席にいる自分まで届いてこなかったのと、導入から結末まで、主人公たちの抱えているものを共に共有できないまま始まって終わってしまったなというのが非常に惜しく、みなさんとても素晴らしかっただけに、それぞれの方の魅力が十二分に活かされていなかったのが残念でした。
しかし、クライマックスの高まりには感動しましたし、葛原が観劇させていただいたのは初回のステージだったので、より深まっていくのだろうと思いました。
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by spacedrama | 2014-05-29 22:29 | s×d2014 | Comments(0)
感想ブログが遅くなったことをお詫びします。
大変申し訳ございません。

あくまのとなり。とってもエンターテイメントな物語。
一緒に見に行った劇団員、後藤啓太とは違った感想でした。

なんてハッピーエンド。心温まるお話だった。

そういったら「???」という反応でした。
なんでって、ラスト走って恋人ができるんですよ。主人公に。
それも嫌いな現実の中でです。

夢の中で楽しい動物さん達と仲良くなって、魔法の薬をGET!
楽しい楽しい夢のなかから目覚めると、日常。
ちょっと家庭事情が変わっているけど夜遊びOK、お気に入りの音楽もバッチリ。
夜の街に出かけるとやさしいクラスメイト。しかもイケメン。
家に帰ると家族が困っていたけれどなんとか日常に戻る。
またまたピンチには動物さんたちが助けに来る熱い展開。
処女を奪われてしまったけどまだ希望はある。
大好きなクラスメイトをお父さんとおねえちゃんにつら通し完了。
不幸はあるけど概ねOKな感じ。
動物さんたちは人間社会でそれぞれに楽しい時間も過ごしたようだ。
不幸にまみれた演出に見えたけど、彼氏との今後に邪魔そうなお父さんもいなく
なって万事OK。

と、こういう描き方すると何考えてんのって思うけど
書いてみるとしっくりくるんですね。僕はね。
演出として物語が残酷だったりちょっぴりエッチだったり。
僕の好きな洋画ではアクセントなんですね。
やっぱりエンターテイメント。
そういう見方をしてました。
そう見るとも最高。
ド派手な演出にしっかりハッピーエンド。
僕はすごく好きで、アンディ君に駆け寄ってそのことを伝えたのを覚えています。
シモネタ表現を少なくしたのは日和ったの?って聞いたのも覚えてます。
だからこそゲストの際はあういう発注だったんですけどね。

兎にも角にも最高に大好きな作品。

アンディは今後、エンターテイメントも担える素晴らしい演出家になると思います。
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by spacedrama | 2014-05-27 19:31 | s×d2014 | Comments(0)
どーも、斬撃☆ニトロの後藤啓太です。


がっかりアバターさんのあくまのとなり、千秋楽を拝見させていただきました。

感想なんてだいそれたものを書けるのか後藤。がんばれ、後藤。


とても、濃いな時間を過ごしたなという感覚です。

動物のいるポップな世界と相反するようなのぞみちゃんのいる現実。

ぐちょぐちょの傷口の奥にあるものを見せられたような感覚に陥りました。


みんな主宰の坂本アンディ君の世界が大好きなんだなということがひしひしと伝わりました。

素敵な座組だなぁと本当に思いましたね。

難しいことはあまりわかないですが、前回公演のおしゃれな炎上も見させていただいていたのですが、しっかりとパワーアップされているように感じました。
末恐ろしいなと思います(笑)


このままもっと自分達のやりたい事を追及されていくのを観みたいと思います。

次回公演も駆けつけたいと思います!
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by spacedrama | 2014-05-26 22:56 | s×d2014 | Comments(0)
殺陣による空間構成の巧みさも相まって、徹底したエンターテイメントに仕上がってました。

80年代に演劇をはじめた頃に憧れたテイストです。でもその頃のエンタメにはもう少しベタついた感覚がありました。情緒的な場面には感傷的なポピュラーソングを流す癖があったんですね。それがまったく排除されていたのは驚きでした。ディープパープルがネタで使われ、あとは全曲メタルで統一。もうこうなるとタイムスリップの理由すらどうでもいい。おそるべしです。
chihiroさんがパンフで2次創作を公言しているように、このドラマに至る創作者の必然は予め放棄されているのでしょう。むしろ潔いと思いました。

ゲストの「かのうとおっさん」は、本編の熱量と対極にあって笑わされました。

自分が20代の頃は「都市論」「肉体論」「自分探し」などのWordに縛られたもんですが、それらに関わらず、サブカルチャーの表層をパッケージングすることが、すでに現代批評となっているような。
演劇も遠くまで来たものです。
それを進化として受け入れます。

劇団太陽族 岩崎正裕
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by spacedrama | 2014-05-26 01:23 | s×d2014 | Comments(0)
すごいですね。
殺陣がすごい。たくさんの人数で刀ふり回して、みごとにシーンをキメていきます。
圧倒的な殺陣でした。すごく訓練されてるんでしょうね。

あと、小道具、衣裳の細かさ。
とても素晴らしかったのは、新撰組の旗の仕事の丁寧さ。
きわだってました!

物語りもなく、走り続ける。

演劇は物語りや、視点やら、こちら側の何かしらをゆすぶられるようなものだと、演劇を知るのも、始めるのも遅かった私はそう思っていたのですが。
今回、びっくりしました。
はじめてみたなあ。
とても、とても、ぎらぎらしたショーでした。

暑い夏のさなかに運動場でずっと日にさらされていたような。
頭の芯がつーんとしています。

いつまでも走り続けてくださいね。

太陽族 ササキでした。
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by spacedrama | 2014-05-26 01:21 | s×d2014 | Comments(0)
斬撃☆ニトロ様
TRIP!!!新撰組
1ステを拝見致しました!

パフォーマンス多めで目に楽しい舞台でございました!

1ステだったので、今後の返しで変わっていたかと思うのですが、せっかくたくさん見せ場があったのにMでセリフが届かなくて、歯痒く感じました。

でもわたし新撰組好きです。
学生の頃、キャラメルボックスの風を継ぐ者を観てから新撰組が好きで、沖田や斎藤との夢小説読み漁ってました。
違う角度で好きだった人種です。
新撰組って存在自体がドラマチックで、生き様を知ってると余計に想像が膨らんで感動できます。

話としては、主人公がトリップした意味みたいなものをもう少し含んでいてもよかったのかなと思います。
きっと新撰組に出会って、主人公の中での変化はあったのだろうとは思うのですが、トリップした意味というか…主人公が現代の女子高生でなくてもよかったのかな、と思います。

私が観た回の日替わりゲストは、がっかりアバターの坂本アンディでした。
物語半ばでペニス林ペニ丸と名乗り、劇団員に作らせた勃起した男性器を股間に付けて登場し、何してんねんとなりましたが、ここで物語を振り返ってみましょう、と前半のストーリーを振り返るのはいいな、と思いました。
とてもパフォーマンスが多くて、楽しかったのですが、話が途切れ途切れになる分、ついていきにくかったので日替わりゲストが前半のストーリーをまとめるという演出が親切だと思ったのです。
思ったのですがね。
役割を果たさないんですよね。
坂本アンディがね。
話を振り返るというか、基本男性器の名前を連呼してはけただけだったのでね。
あの人が斬撃☆ニトロの芝居をぶち壊しましたよね。
本当に失礼なことをしでかしました。
切実に他の回を観劇したらよかったと思いました。
公演終わりで疲れの残る劇団員にペニス作らせてね。

後半はこれぞ新撰組という、かっこいい殺陣の連続でした。
観終わった後の感覚はスッキリしていて、良くも悪くもさっぱり観れたのだと思います。
とても楽しそうに舞台を作られていて、同じ板に立てたら楽しいのだろうなーと思いながら観ていました。
本日全日程終演されたようで、お疲れ様でした。
ゆっくり疲れを癒してください。
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by spacedrama | 2014-05-25 19:33 | s×d2014 | Comments(0)
タカラバコ観劇致しました。
がっかりアバターの坂本アンディです。

物語に対して登場人物が飽和する数、っていうのは果たして何人くらいなのでしょうかね。
ぼくは、だいたい10人-12人くらいのキャストと一緒に演劇を作っています。ただ、この数字ですら、若干飽和気味、というか、全員が上手いこと物語のキーとして存在しているかどうか、中々に疑問なのです。
リアルな数字として、7-8人、これが約二時間の、演劇、として語ることのできる、ドラマ演劇としての登場人物の飽和では無いかと考えます。ぼくは、それを踏まえた上で、ギリギリのライン、情報量で、何とか成立してる、くらいの攻め方をしたい、と考えます。しかし、大阪新撰組さんの脚本では、それが完全に飽和し切っていたように思います。
キャスト20人程に対し、15-17人くらいのエピソードをしっかり盛り込もうとした、南さん優しさは、痛い程分かるのです。しかし、始まって20分も経つと、情報の多さ(量では無く、本数の多さ)に頭はパンクしてしまい、ぼくはバカなので、物語を途中から何も追えなくなってしまったのです。全ては、ぼくがバカである、という事が悪いのです、アンディ、バカだよ、アンディ。バカ。と、罵ってください。
始まって、15分間は、想像力を刺激され、ここからどのような広がりをみせるのだろうと、大変楽しみでありました。
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by spacedrama | 2014-05-23 11:21 | s×d2014 | Comments(0)