space×drama2016の感想を様々な視点で載せていきます 。300文字以上の感想を各劇団が書いていきます。皆様もコメント欄に是非お書き下さい!


by spacedrama
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しまったな。のっけから挨拶がどうあるべきなのか、まったくわかりません。

と書き込むことで始めてしまいました。
べかおです。

何より残念におもうのは、自分の空気読めてなさに対して。ぬな。

そんなわけでミジンコターボ「スーパーソニックジェットガール」について、の前に事情説明という名の言い訳から始めたい所存です。

なるほど、確かにこれは読んでいただける確率がいっそう著しく減る気がしますね…
(何がなるほどなのか…)

いや、ほんとにあまり考えてなくて忙しくて、スペースドラマというイベントが終了したことにより必然的にここの閲覧率が下がることをまったく考えなかったのです。実際、僕が指針にしたのは竜崎だいちさんの投稿が(ほんと自分の細かい性格でイヤになるときもあります…)、本若⇔ケービーズを僕と同じ回(8月21日)にいらしてて観劇されていて、そのつまり1ヶ月と4日後に投稿がなされている。と数えまして、じゃあ1ヶ月以内にあげればいいか、とバカ無責任に思ってしまったのです。完全に身勝手な思い込みです…。なさけなや。さらに去年の劇評ブログを事前に見ていたのですが、ブログの最後は始まったときよりブロガーが半減している、自分はそうなるまいともまた思っており、だからフェイドアウトなんてことは全然考えてなく、それがなんか逆に、変な余裕を自分の中に生みました。最後のは自分でもよくわからない理屈ですが…。

さて。なぜこんなにも読む方々をげんなりさせうる言い訳をするのか。

まったく予期しない形で、僕の周囲に、怒りや憎しみ、悲しみが吹き荒れる、戦時下のような状況をよんでしまったのが、他ならぬ僕だからです。本当に申し訳ありません。

なんのことやらさっぱりの方々、なおさら申し訳ありません。反省です。ほんとに猛省であり、血が流れなかったことが救いであり、感謝をもって、精進していきます。

じゃじゃん。つまり、語るべきは作品について、であります。
しかし、僕も普段はどちらかというと、作る方に重心があり、今回の劇評ブログという経験は、なかなかどうして、自分には向いてない、とまず結論付けて、でも良い経験をさせて頂いたご恩に報いたい、そんな僕です。

ミジンコターボ、には関係が深いつもりでいます。
すべての作品を知っている、のみならず、旗揚げ公演には参加していた(このときの僕は未だ懺悔すべきことを抱えていますが、またいずれどこかで)、つまり結成以前からの歴史も含めて、僕自身の思いが強いのです。

片岡百萬両の才能はホンモノだ。と僕は出会ったときから思っています。

だから僕は、彼が作演出出演をつとめるこの番外公演を常に楽しみにしています。
今回のこの作品においても、彼の才気はきちんと息づいていたと感じました。

そして実は落胆も大きい。
それはなぜなのか。正直にいうと、自分でもうまくわからないのです。
今の彼がつくる作品に僕が物足りなさを感じてしまうことが。

でも今の僕に考えられるかぎり考えてみたいと思います。

感覚的にまずせめます。
かつての彼の演技は、危うく不安定で、それでいながら目が離せない魅力に溢れたもので、観ている人々に笑ってもらおう、楽しんでもらおうという極上のサービス精神とからまって、本当に感動的でした。
いつからか、危うく不安定であることに彼は恐怖を覚えてしまったんじゃないかと僕は客席で感じるようになりました。確かに、危ないもの、安定しないものは、人を不安にさせ、それは嫌われるようなことにもなる。そして嫌われることは誰でも怖い。そんな悪循環が生まれたかどうか、なんて知りません。おそらくはまったく違う形で、しかし人を安心させ喜ばせるサービスの在り方に、作品のこだわりは逸れてしまったと感じたのです。僕の完全な偏見ですが、ミジンコターボの団員が何度か入れ替わるようなことになっているのは、百萬両の極上サービスは素晴らしいが私らそのための商品になってしまっては自分がいったい何なのかわからない、といった混乱をきたし、以前の団員たちはひとまず距離を置くしかなかったのではないか、という風な、なんですか、例をあげるなら、スマイル0円シゴトだってわかってたって笑えない日もあるじゃない、という社会的にはまずい個人のわがまま、がかつての団員の方々に渦巻いてしまった、といえるのではないか。

何の根拠もありません。僕自身に置き換えて同じだから比喩のつもりでいくつも例をあげてみました。申し訳ありません。ネット上の文章なんて、妄想と想像のたまものです。あなたの思考のスパイス程度にとらえるべきです。

僕はミジンコターボの公演はすべて観ていますが、片岡百萬両の追っかけみたいなことは、ずいぶん前に卒業してしまいました。という話です。

すごく短絡的にしてしまうのですが、片岡百萬両の最大の魅力は、人間として彼が持っている「暴力性」と「幼児性」だと僕は考えます。この、すくなくとも男はたいがい持っているキーワードのバランスが素晴らしく面白い。そして笑った次の瞬間、自分の駄目さを笑ってしまったような、観客としての恐怖と快感と恥じらいが、ないまぜになって「感動」するしか、なかったのです。

スーパーソニックジェットガールの登場人物たちも、彼のその源泉から生まれています。それなのに、脚本上で語られるセリフ、演出として役者たちに求められているものが、そこから遠く違ってしまっている。そのギャップは、僕の全くの思い違いなら嬉しいのです。僕の感性が駄目になっているのならむしろよし。

僕はラスト、そこそこに感動を感じつつも、まったく手を振る気にはなれなくて苦しかったです。
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by spacedrama | 2008-10-08 13:19 | s×d2008 | Comments(1)