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space×drama2016の感想を様々な視点で載せていきます 。300文字以上の感想を各劇団が書いていきます。皆様もコメント欄に是非お書き下さい!


by spacedrama
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「しまうまの毛」を見て。金 哲義

幼い頃からお寺に仏像を見に行くのが大好きで、子供心にはやはり荒々しい十二神将や四天王像のような闘神係が大好きだった。
好戦的な理由からではなく、一つの集団でありながら個の個性が際立つ不気味さに大きく惹かれた。
その個性を表している最大の特徴は、纏っている衣にある。
同系列のデザインの最小限の中に最大限の違いを取り入れている。


Space×Drama第一区走者

突撃金魚さんの「しまうまの毛」

植田昇明さんのデザインからなる個の表現が楽しかった。
女子寮という異世界。
ステージという異世界。
誰からの目線の何処の異世界を表したのか、それは観る側それぞれに委ねられるし、サリngROCKさんの脳の奥底の果ては解らない。
けどサリngROCKさんの内から発せられた世界とそれを具現化された異世界の不気味さが、女性全員が集合した序盤で表れた。
ストーリーの展開上、男性の個性の弱さが逆に目立ってしまったのも仕方ないけど、パンフに書かれていた短編ではどんなだったのか観てみたかった。
初めて観させて頂いた劇団だけど次回はどんな作品なのか楽しみだ。
by spacedrama | 2008-07-16 00:52 | s×d2008