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space×drama2016の感想を様々な視点で載せていきます 。300文字以上の感想を各劇団が書いていきます。皆様もコメント欄に是非お書き下さい!


by spacedrama
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「中国は4000年の歴史」妄想プロデュース

管理栄養士の友人と会おうって話になると
ラーメン屋に行ってしまう仁井千絵です。
得に示しを合わしているわけでも、同好会でもありませんが、
次に行く店は決まっています。

遅ればせながらなので、恐縮です。
たぶん、あと2回、恐縮しないと…遅滞の神様お許しください。

さて今回の作品は、3部作の折り返し地点。
上演前に、前回のお話をいただいたので、読むに読む。

いみじくも広島に原爆が投下された記念日に観劇。
しょっぱなのシーンで核爆弾を少しちゃかしたようなやり取りに
意図されてなかったのだとは、思いましたが少しだけ、眼が曇る。

鯛を抱えた神様と同じ名を持つエビスなる主人公は、
新聞配達を生業にしていて、走りに走る。
遠い昔の記憶を失っている模様で、
前回までのあらすじが劇中で繰り広げられたおかげで、
先ほど読んだ文章がつながりました。

提灯に照らされて、紡がれる第1部。
幻灯機から映し出されるみたいな、ぼんやりした明かりを
感じずにはいられない雰囲気がありました。

眠りの中でみたような情景に、しばしぼんやりと心地よくすごす。
この空気すき。

ラー麺のごとくちじれて長い時の流れ。
終始走って走って走りぬく様は、ちょっと世話しなく、
誰もが一生懸命でした。

この世の中、情報が多すぎて、あれよあれよと踊らされてるなぁ。
メディアに操作されている気がするから、自分の意見なんて
本当はないんじゃないかって思ってみたりもする。

きっと私たちの話すこと、すべてが誰かの受け売りなんじゃないかって。
そんなことを悶々と頭の中を掛け巡らされました。

地デジの時代到来ってなったら、テレビは捨てようかな。
by spacedrama | 2009-08-24 00:04 | s×d2009