space×drama2016の感想を様々な視点で載せていきます 。300文字以上の感想を各劇団が書いていきます。皆様もコメント欄に是非お書き下さい!


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無名劇団『無名稿 機械』(遊劇舞台二月病 松原 佑次)

こんばんは!

まずは更新が遅れましたこと、お詫び申し上げます。申し訳ありません。

さて、space×drama2016大トリを務めます無名劇団!無名稿「機械」!!前年度の覇者が、我々チャレンジャーが温め温め温め、先輩劇団ステージタイガーさんがアっツアっツに沸騰させた應典院のステージをどのように切り込むのか!?とても楽しみに足を運びました!

6月10日15:00の回を拝見。

劇場に入って思うのは。美しい、とても、と。美術と光の効果で、前情報として聞いていた陰惨なイメージなんて想像できない。女優の出演が多いことと女性どうしのドロドロが劇中で描かれることも聞いていたので、白の布と美術相まって僕の頭のなかでは高校の昼休み、教室で揺れる白いカーテンが思い描かれました。

意図をくみ取った上で、良いことなのか良くないことなのかは分かりませんが劇全体の印象としてこの「美しい」という感想は崩れませんでした。

女性どうしが罵り合っていても、性的なシーンや暴力シーンがあろうとも、物語が悲劇へ進もうとも、現実の人間が持つ汚さや気持ち悪さが体感させられることはなく、役者が演じる登場人物でさえ小説に出てくる架空の街の架空の人物のような、読後清々しささえ感じさせられる、美しさで、僕の心はいっぱいでした。

僕の趣味と、好みと、重なりすぎていたのかもしれません。
靴、大好きですし。革、大好きですし!海沿いの街、大好きですし!!(実家が兵庫県の明石市なもんで)

登場人物一人一人にキチンと焦点を当てて大事にしている点も物凄く好感が持てます。

ですが逆に、

女性の社会での生き方であったり、被差別部落の扱い方に関しては僕の所属劇団の性質上、どうしても、どうしても、物足りなさを感じてしまいます。ですが、これは個人的なものなので、排除すれば、本当に洗練された良作であったなぁ、と心から思うのです。

我々遊劇舞台二月病にも言えることですが、劇団員の皆さんが更に歳を重ね、人生経験を経た後に、またこの作品と向き合った時どのように思い、その時またどのような作品になるのか、先の未来で、いつかお話したいなぁと僕は思ったのでした。

遊劇舞台二月病 松原佑次
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by spacedrama | 2016-06-22 21:04 | 無名劇団感想 | Comments(0)