space×drama2016の感想を様々な視点で載せていきます 。300文字以上の感想を各劇団が書いていきます。皆様もコメント欄に是非お書き下さい!


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ステージタイガー #007『ランニングホーム』(壱劇屋 大熊隆太郎)

劇団壱劇屋の大熊と申します。
冷凍うさぎさんに続き、ステージタイガーさんの「ランニングホーム」の感想を書かせて頂きます。敬称略で。

僕の中での勝手なステージタイガーは熱くて泣けて、そして走ってる、である。
関西で活動してる劇団で、いつ見ても安心のクオリティを叩きだせる劇団は他にあるのだろうか。
本当にぶれずに作品を作り続けている。
大熊の知ってる三大いつ見てもぶれない劇団は、維新派、少年王者舘、地点かなぁと思うのだが、もしかしたらスタイルが広く大衆に勧められる要素を多く含むので、ステージタイガーもそうなのかもしれない。
吉本新喜劇のように、身近で分かりやすく、捨てキャラも居ない。
そんな作品を生み出し続ける虎本さんのメンタルは本当に強靭だ。

しかし、作品のなかでは劇団の経済状況がわりと公開されていたなぁ。
バイトかけもって生活をしていたり、地方の劇団に未来を感じられず劇団やめて東京へ行く若者がでてきたり。
その辺の具体的な解決策や、現状打開案は無くエエ感じに終わったので、自らに置き換えたらほんま未来ないな、とか思ってしまった。
演劇だけじゃなく、アート活動してる人々の生活ってどうすれば豊かになるのだろうか。
観に来たお客様の心を豊かにさせようと必死だけど、注ぎ込めば注ぎ込むほど、劇団側の生活は豊かさが消える、ってこと少なくないはず。

ランニングホームは良い芝居だった。誰にでも勧められるし、上演時間も丁度良いし、笑いどころも泣きどころも、どのキャラの言い分も理解できる。現実的なところもあれば、突拍子もないところもある。初めて演劇を見る人が、その醍醐味を存分に味わえる作品だ。
満員御礼で、スポーツみたいにライブビューイングもしたそうだ。
そんなん最高や!めっちゃいい!
一人では大変やろうけど団体やからできることなんだと思う。

客演のカメラマンの方が良い味をだしていた。
ユーチューバーが意外な話の関わり方してきて面白かった。
マラソンはもっとドラマチックになりそうだったのに、最後案外あっさり終わったように思う。わざとなのか?
全てがストレート直球すぎて自分なりの感想をあーだこーだ言ったり書けないのがこの芝居の欠点か?
それにしてもテーマソングとそれに合わせたカーテンコールはサイコーだった。
以上感想でした。
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by spacedrama | 2016-06-19 01:38 | ステージタイガー感想 | Comments(0)