笑の内閣『名誉男性鈴子』 感想(すっ太郎)
2015年 06月 11日
今までの感想は、僕が観たい演劇になるために思いついたことを書いていました。
笑の内閣のお芝居は、コンセプトがもう歴然としてて、それは社会上の問題を演劇にしてしまって笑い飛ばすとかそういうところだと思うのです。だったらもう、この演劇は、ひたすら笑えるかどうか、でしか判断できません。
広い社会上の問題を突きつけるとかをするのに、演劇はあまりに非効率な媒体ではないでしょうか。数百人〜せいぜい数千人くらいにしか観てもらえないからです。それゆえ、広い社会上の問題に重点がおかれた演劇表現には毛程も興味がもてません。ただ、そういう問題のことを皆で集まってひたすらげらこげらこ笑うというのなら、贅沢なお祭の雰囲気を楽しめそうな予感がします。
今回の『名誉男性鈴子』はやっぱり社会上の問題を説明することにより過ぎていたように感じます。なんせ笑えなかったのでした。多分、こういうことを克明に、問題に無頓着な人間の胸をえぐるような作品を創るのならば、分からないですけど、ドキュメンタリーを頑張って撮らなくちゃいけないんじゃないでしょうか。そういうドキュメンタリーの代用としての演劇にちょっとなってしまっていたんじゃないでしょうか。
何かの代用としての演劇では、僕の観点においてゼロ点です。
純粋な演劇を探求したいです。
もしも、この作品が単純にもっと笑えるもので、そのおかしさをあの空間で他の観客と共有することができたなら、その瞬間についてであれば、純粋なものだと感じられたと思います。
感想おそくなって本当にごめんなさい。終わります。
笑の内閣のお芝居は、コンセプトがもう歴然としてて、それは社会上の問題を演劇にしてしまって笑い飛ばすとかそういうところだと思うのです。だったらもう、この演劇は、ひたすら笑えるかどうか、でしか判断できません。
広い社会上の問題を突きつけるとかをするのに、演劇はあまりに非効率な媒体ではないでしょうか。数百人〜せいぜい数千人くらいにしか観てもらえないからです。それゆえ、広い社会上の問題に重点がおかれた演劇表現には毛程も興味がもてません。ただ、そういう問題のことを皆で集まってひたすらげらこげらこ笑うというのなら、贅沢なお祭の雰囲気を楽しめそうな予感がします。
今回の『名誉男性鈴子』はやっぱり社会上の問題を説明することにより過ぎていたように感じます。なんせ笑えなかったのでした。多分、こういうことを克明に、問題に無頓着な人間の胸をえぐるような作品を創るのならば、分からないですけど、ドキュメンタリーを頑張って撮らなくちゃいけないんじゃないでしょうか。そういうドキュメンタリーの代用としての演劇にちょっとなってしまっていたんじゃないでしょうか。
何かの代用としての演劇では、僕の観点においてゼロ点です。
純粋な演劇を探求したいです。
もしも、この作品が単純にもっと笑えるもので、そのおかしさをあの空間で他の観客と共有することができたなら、その瞬間についてであれば、純粋なものだと感じられたと思います。
感想おそくなって本当にごめんなさい。終わります。
by spacedrama
| 2015-06-11 14:41
| s×d2015